Amazon規約変更で新品で出品できない?刈り取り、ヤフオク、フリマ仕入は危険!
Amazon規約変更で新品で出品できない?刈り取り、ヤフオク、フリマ仕入は危険!
今月の2017年9月に変更されたAmazon規約のある内容が
せどりをやっている人達の間では衝撃的な内容で波紋を呼んでいますね。
今回、変更のあったAmazon規約は
「コンディション・ガイドライン」という部分です。
これまでもAmazon規約の変更は度々おこなわれてきましたが
今回は中々Amazonも踏み込んできたなという内容になってます!
まずはその内容をご確認ください。
Amazon規約変更に伴う「新品」での出品禁止商品について
「新品」として出品禁止の商品として以下の3点が追加されました。
・個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品 -①
・メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他条件において、
メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品 -②
・Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む)で仕入れられた商品 -③
超簡単に説明するとヤフオクやフリマアプリ(メルカリ等)で
個人(個人事業主を除く)から購入した商品は新品で出品できなくなります!
さらにAmazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む)で仕入れられた商品も
新品で出品できなくなるので、Amazon刈り取りで仕入れた商品やAmazon限定商品は
今後、新品で出品することがきなくなります!
しかし、このAmazon規約変更によりヤフオクやフリマ仕入、
Amazon刈り取りなどができなくなるかといったら、そうでもないですよね!?
そこらへんのところを今回、変更のあった規約3点を
しっかり理解すると共にお話していきたいと思います。
① 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
個人から仕入れた商品が新品で出品できなくなるということですが、
個人からヤフオクやフリマから仕入れた商品は新品として販売できなくなる。
そのままの意味ですが、個人から仕入れた商品は新品出品できません。
しかし、個人ではない個人事業主や業者(法人企業etc)から仕入れた商品は
今まで通り新品で出品できるということになります。業者なら全く問題ありません。
電脳せどりでヤフオクやフリマで定期的にガッツリ仕入している方の場合
個人事業主や業者などとの取引が多いと思いますので、影響は少ないのかもしれません。
ただ、Amazonから個人から仕入れていないという証明書類の提出を求められた際
納品書/請求書/領収書が必要になるので、書類を発行してくれるかも重要なポイントです。
まあ、商品出品の際に毎回、証明書類を求められることは
Amazon側も手間だと感じて、大々的には行わないだろうし
まず法人ならまだしも個人事業主が発行した書類が正式な書類か
判別するのは無理なので、たぶんそこまで過剰に心配する必要はない。
しかし、いざというときに規約に違反している行為を行っていた場合
罰を受けるのは「あなた」自身なので、自分の身は自分で守れるようにしましょう!
逆転の発想で、ヤフオクやフリマで「個人事業主・法人」であること
各種書類の発行可能と謳って販売すれば、売上あがったりしてね(笑)
② メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
②に関しては、結構ややこしくて判断が難しいです。
以前までは、私の記憶が正しいければ
“今までメーカーが定める保証があること”という曖昧な表現にとどまっていたんですが
正規の保証と同等でなければならないと明確になりより厳しくなりました。
しかし従来でも「新品・未開封品でも保証印が押されている場合は新品での出品不可」
という規約内容であったので、家電量販店で保証印が押されているのは新品NG、
リサイクルショップで保証内容・期間などが不十分で新品NGといったこともあったので
物凄い劇的な規約変更といった印象は私個人としてはしませんでした。
とにかく
”メーカーが定める保証内容・期間でないとダメ!”
今までもこの「新品」or「ほぼ新品」での出品問題はありましたが
今回より明確に規約に記された経緯を考えてみると上記の条件を満たさない場合
しっかり約束事は守って「ほぼ新品」で出品するべきでしょう!
③ Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む)で仕入れられた商品
やっぱりAmazonもバカじゃなかったww
Amazonで仕入れた商品をAmazonで販売するという
いわゆる”Amazon刈り取り”という手法を大規模で行っている
せどらーさんも多いので流石に気付くよね(笑)
Amazon仕入とAmazon販売を同じアカウントでしてたら即バレだからね!
今回の③の規約変更によって
「Amazon刈り取りで仕入れた商品を、新品で販売するのは全て禁止」です。
Amazon刈り取りでは、仕入れ商品のほとんどが新品商品となると思うので
Amazon刈り取りは、今回の規約変更で全面的に禁止されたことになります!
あと当たり前ですがAmazon限定商品も新品での出品不可です!
さらにAmazonのテクニカルサポートに問い合わせたところ
「ほぼ新品」などの中古コンディションでも出品不可のようです!?
Amazon限定商品は、Amazon以外では入手不可能という点から
中古のコンディションでも出品できないと忠告されました。
私が問い合わせした担当者が偶然そうだったのかもしれませんが
Amazon限定商品についての規約には記載されていないので
まだ細かい部分まで明確には、定められていないのでしょう。
ということで、Amazon限定商品は今後
Amazonで仕入れて販売するのは辞めた方が良いです!
ただ、Amazon以外の販路で販売できる可能性があるのなら
Amazonで仕入れること自体は禁止ではないので、仕入れてもいいと思います^^
今回のAmazon規約変更について
今回のAmazon規約変更は、せどらーを排除するというよりは
「責任が取れない商品と出品者の排除」という意味合いが強いと感じています。
昨今のAmazonで発生した詐欺事件や世間でも話題になる転売ヤーの所業など
同業者としてというか同業者だからこそ、真摯に受け取め、
悲しい気持ちになることもありあますが、自分自身の襟を正して
自分で販売をする商品は、責任を持って販売すると真剣に考えるようになりました。
せどらーにとっては、今回のAmazon規約変更によって
勇気をもって大きく舵を取るときがやってきたと思います。
Amazonは、今後もどんどん規約変更してきます!
それは、私達せどらーにとって不都合なことかもしれません。
今回の場合は、せどらーの多くが従来の仕入れを見直して
本格的にメーカー・業者仕入を主としていく必要があると考えさせられました!
さあ皆さんは、どうしますか!?
PS. あと今回のAmazon規約変更は絶対に「BAD NEWS」でしたね~